この記事で解決できる悩み
- ダイエットを継続できない…
- 今まで何度もダイエットで挫折している…
いつも食欲に負けて
3日坊主になっちゃう。
続けるって難しいわね。
ダイエットとは「習慣を改善」することです。
そして、習慣を改善するにはポイントがあります。ポイントを知ってからダイエットに取り組めば、挫折することなく、理想の体型に近づくことが出来ます。
そのポイントのひとつめが「目標の立て方」です。目標にも、「挫折しやすい目標」と「挫折しない目標」があります。
今回は、習慣改善の第一歩「挫折しない目標の立て方」について、解説します。
この記事の内容
- 目標を立てる手順
- 目標を立てる際のポイント
- ふり返りのポイント
一時的で偏ったダイエット法はリバウンドを招きます。習慣改善で、なりたい自分になりましょう。
一緒に
キレイbodyを
目指しましょう💖
ダイエットの「目的」を明確にする
ダイエットの目標を始める前に「なぜ痩せたいか」を明確にすると、ダイエットが成功しやすくなります。
- なぜ痩せたいのか?
- 痩せたら、どんな良いことが待っているか?
- 痩せて、何をするか?
これを前向きな言葉で表現しましょう。
<例>
- ずっとキレイでいる!
- 洋服を上品に着こなす!
- 夏にショートパンツを履く!
- 上向きの丸いお尻になって、スキニーパンツをかっこよく履く!
- フェイスラインをすっきりさせて、ショートヘア美人になる!
深層心理を探って、自分がワクワク出来る具体的な理由を探してみて下さい。
「背中の贅肉をとりたい!」という「願望」ではなく、「私はすっきりとした背中になる!」と「結果」で言い表すことがポイントです。
言い切って下さい。自分を信じましょう。
ウエストにくびれをつくって
かわいい水着を着る!!
なぜ痩せたいのか、「目的」を深堀りする。
過去の「習慣」を振り返る
今のあなたの体型、体についている脂肪は、あなたの“習慣”によるものです。
目標を決める前に過去の習慣を振り返り、太った原因を知りましょう。
<例>
- ドカ食いしてしまう
- 甘いものがやめられない
- 揚げ物が好き
- 晩ごはんが夜遅い
- 早食い
太る要因を詳しく知りたい方に、こちらの記事も参考になります。
太った原因を知る。
原因に気づけたら、改善のための新しい習慣を設定します。
この新しく習慣にしたいことが、「日々の目標」となります。
1日の食事を
成分表を見ながらふり返ると
発見があるはずよ💖
私は脂質を摂り過ぎ &
エネルギー摂取量不足…💦
「日々の目標」立て方 6つのポイント
具体的に、「痩せる目的」と「太った原因」がわかったら、新しく習慣として取り入れることを決めていきます。
日々の目標を立てる際は、次のことに注意しましょう。
目標を立てる際のポイント
- 目標は肯定文で作る
- コントロールできることを目標にする
- 太った原因を改善する内容であること
- 一生続けられるか?を基準にする
- 取り組みたい内容を目標にする
- 難易度の高い目標は2段階設定にする
順に解説します💖
目標は肯定文で作る
脳は否定語を理解しません。
<例>
- ポテトチップスを食べない
例えばこの言い回しだと、脳は「ポテトチップス」と「食べる」を理解するので、むしろポテトチップスを思い出して食べたくなります。
止めたい習慣があるときは、ただ我慢するより代替の習慣を用意すると、止めやすくなります。
代わりに取り入れる新習慣を用意して、肯定の表現に言い換えましょう。
<例>
- 間食にはさつまいも、チーズ、ちくわ、ゆでたまごを食べる
目標は肯定文で。
コントロールできることを目標にする
体重や体脂肪量は、あなたが直接コントロールできることではありません。
あなたが直接コントロールできることは、あなたの行動だけです。
日々の目標は、あなたが直接コントロールできる内容にしましょう。
<例>
- 1週間で0.5㎏落とす
- 今月中に体脂肪率を1%下げる
- 駅まで歩く
- お菓子の量を1日200kcalまでにする
- 間食の内容を変える(低カロリー・低糖質・低脂質)
- 飽和脂肪酸(脂身・バター)を減らす
- よく噛んで食べる
- 23時までに寝る
改善すべき習慣は、恐らくひとつではないはずです。
しかし、目標は5個を上限に、難易度は低~中レベルに設定しましょう。ハードルを上げ過ぎると、挫折に繋がります。
自分が直接コントロールできる「行動」を目標にする。
太った原因を改善する内容であること
例えば、脂質の摂り過ぎが原因で太ったのに、目標が「炭水化物を減らす」や「タンパク質を増やす」では、なかなか痩身に繋がっていきません。
脂質の摂り過ぎが太った原因だと気づいたならば、脂質を減らすための目標を設定しましょう。
<例>
- 肉の脂身を調理前に切り落とす
- 基本の調理方法を「揚げる」「炒める」から、「蒸す」「茹でる」にする
- ドレッシングをノンオイルにする
目標は、原因を改善する内容であること。
一生続けられるか?を基準にする
リバウンドしない最も確実で唯一のダイエット法は、「習慣を改善し、一生続ける」ことです。
目標を決める際は、「今取り入れようとしている目標は、一生続けられるか?」を基準に考えて下さい。
過剰な摂取制限や偏った食事を、一生続けることは出来ません。
継続が難しい行動では、一時的な脂肪の減少はあっても、いずれリバウンドします。
<例>
- 過剰な摂取制限
- 脂質・糖質などの特定の栄養素を断つ
- 特定の食材のみを食べる
- ファスティング(断食)
取り組みたい内容を目標にする
目標は、あなたのダイエットの為に、あなたが決めます。
やりたくないことを嫌々目標にする必要はありません。
これなら取り組んでみたい!と思えることを目標にしましょう。
<例>
- ドレッシングをかけない
- ドレッシングを手作りする
- お菓子を食べない
- お菓子を200kcal/日に制限する
- 毎朝ジョギングする
- 一駅分歩く
- ハンバーガーを食べない
- ハンバーガーを食べる為に、普段節制する
取り組みたい事だから達成に繋がる。
難易度の高い目標は2段階設定にする
難易度の高い目標は、2段階に設定しましょう。
例えば、ウォーキングを目標に設定したとします。
<例>
- 1日10,000歩あるく
ウォーキングは時間がかかるので、時間的都合で目標を達成出来ない日が必ず出てきます。
天候によって、野外でのウォーキングが難しい日もあるでしょう。
ハードルが高い目標に対しては難易度を下げた代替目標を設定し、習慣の継続に繋げましょう。
<例>
- 1日10,000歩あるく、もしくはスクワットを20回
気持ちを切らさない。
最初に取り入れるべき行動目標
最初に設定する行動目標の中に、次の3つを加えましょう。成功率が上がります。
最初に定着させるべき習慣 3つ
- 毎朝「目的」と「目標」を確認する
- 毎朝体重を測る
- 就寝前に1日の振り返りをする
毎朝「目的」と「目標」を確認する
お正月に立てた目標を、6月に言えるでしょうか?
人は忘れやすい生き物です。目標も定期的に確認しないと忘れます。
そして、目標を忘れたら当然、目標に注力しなくなります。
朝起きたら「1日の始まりに、ダイエットの目的と行動目標を確認する」ことを、第一の習慣にしましょう。
毎朝体重を測る
習慣を見直したからといって、すぐに体重・体脂肪の減少に繋がるとは限りません。
よって、日々の数字に一喜一憂する必要はありません。
それでも、毎日決まった時間に測定し、体重・体脂肪率の折れ線グラフがギザギザと上下しながらも全体でみると右肩下がりになっていることを確認しましょう。
well body おすすめ体組成計
タニタのインナースキャンデュアルであれば、アプリと連携させることで計測結果を自動でスマートフォンに送信、折れ線グラフで変化を見ることが出来ます。
習慣にすることは、極限まで手間を省きましょう。
就寝前に1日の振り返りをする
1日の終わりに、ベッドに入る前などタイミングを決めて、1日を振り返りましょう。
1日の振り返りは、出来たことに目を向け、成果を積み上げる時間です。達成できた目標、目標にしていないけれど出来たことを箇条書きにしていきましょう。
真面目な日本人は反省会を好み、出来なかったことに着目しがちですが、出来なかったことばかりに目を向けていては楽しく取り組めませんし、自信を失ってしまいます。
人は、楽しくないことはやりたくないし、楽しいことは続けたくなるものです。
PC、スマホ、ノート。どのような方法でも構いません。自分が一番習慣にしやすい方法で、記録しましょう。
あなたが取り組んだ内容を、目に見える形で積み上げて下さい。
そして、「こんなに出来たことがある」と自信に繋げて下さい。
<例>
- 筋トレをした
- 間食を200kcal以内にした
- 食品の成分表をチェックするクセがついてきた
- 間食をチョコひとかけらに抑えられた
- 8,000歩あるいた
- 昼食はかつ丼の前にサラダを食べ、夕食の量を調整した
- ハンバーガーセットのドリンクをお茶にした
私、こんなに
出来てることがある!
達成できなかった目標は、「どうすれば次回成功できるか」を考え、記しておきましょう。
<例>
- 早食いしてしまった
原因:お腹がぺこぺこだった。
次回:食事前に水をコップ1杯飲んで、空腹を和らげる。
落ち込まないことが大切です。
目標を達成できなかった場合も
「明日からまた頑張ろう!」
と自分に声を掛けましょう。
真っ先に定着させるべき習慣を、最初の目標に入れる。
- 毎朝「目的」と「目標」を確認する
- 毎朝体重を測る
- 就寝前に1日の振り返りをする
定期的に目標を見直す
目標は、週に1度見直しましょう。
週に一度 行うこと
- 1週間のふり返り
- 目標の見直し
1週間のふり返り
週の終わりに、1週間を振り返りましょう。
- 取り組んだ成果を確認
- 「これをしたらさらに良かった」と思うことはあるか?
<例>
空腹で、つい早食いしてしまった
→ 食前に、コップ1杯の水を飲むと良かった
「これをしたらさらに良かった」と思うことは?
目標の見直し
今週の目標が次週においても最適であるか、週に1度見直します。
難易度が高すぎて達成が難しい目標は、一旦レベルを落としてみましょう。
<例>
- 毎朝15分のジョギング
- 駅まで自転車をやめて、歩く
十分に取り組めていて習慣として定着したと感じる項目は目標から外し、取り組みたい新しい目標があれば加えましょう。
<例>
- 毎朝体重を測る → 卒業
- 食前にコップ1杯の水を飲む → 新しい目標に
- 駅まで歩く → 新しい目標に
目標を見直したら、また一週間の始まりです。
目標から外しても
必要な習慣は続けましょう💖
目標を立てて、楽しく取り組もう
目標を立てると目的を達成しやすくなります。さらに、頭の中だけで考え記憶しておくより記録した方が目標達成率が上がる、という研究データがあります。
自分が続けやすい方法で、「目的」「最終目標」「日々の行動目標」「1日の振り返り」「1週間の振り返り」を記録して下さい。
そして、出来たことに目を向けながら、ステップアップしていきましょう。
取り組んでいる間に
脂肪が燃えていきます🔥
目標を立てる手順
- ダイエットの「目的」を明確にする
- 過去の「習慣」を振り返る
- 「日々の目標」を設定する
- 週に1度、目標を見直す
目標を立てる際のポイント
- 目標は肯定文で作る
- コントロールできることを目標にする
- 太った原因を改善する内容であること
- 一生続けられるか?を基準にする
- 取り組みたい内容を目標にする
- 目標は2段階設定
一緒に
キレイbodyを
目指しましょう💖
習慣づくりの厳選テクニックはこちら💖
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