マヨネーズのエネルギー量は、大さじ1杯(15g)でおよそ100kcalです。それに対し、「キューピーライト」のエネルギーは、大さじ1杯当たり20kcal。油を使用しているとは思えない程、超低カロリーです。
しかし、その味に大きな違いはありません。キューピーライトも卵のコクとうまみをしっかりと味わえます。
一体なぜ?
キューピーライトの安全性は?
今回は、そんな疑問にお答えします。
安心して食べられる、美味しくてヘルシーなマヨネーズです。安全で美味しい製品を上手に活用して、無理なく楽しくカロリーカットしましょう♪
この記事での内容
- 低カロリーの理由
- 変わらない美味しさの理由
- キューピーライトの安全性
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マヨネーズのエネルギー量
まず、キューピー株式会社から販売されているマヨネーズの中から、4種類をピックアップし、エネルギー量を紹介します。
商品名 | エネルギー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 |
---|---|---|---|---|
キューピー マヨネーズ | 100kcal | 0.4g | 11.2g | 0.1g |
キューピー ハーフ | 49kcal | 0.4g | 5.1g | 0.3g |
キューピー ライト | 20kcal | 0.4g | 1.5g | 0.9g |
キューピー ゼロ | 50kcal | 0.3g | 5.2g | 0.4g |
ノーマルタイプの「キューピーマヨネーズ」に比べ、「キューピーハーフ」と「キューピーゼロ」は商品中の植物油を半分以下にして、カロリーを1/2にしています。キューピーゼロの “ゼロ” は、カロリーゼロではなくノンコレステロールを表していて、コレステロールを取り除いた卵を使用したコレステロール0mgのマヨネーズです。
本題のキューピーライトのエネルギー量は、キューピーマヨネーズの20%です。スプーン1杯のエネルギー量が、キューピーマヨネーズは100kcalなのに対して、キューピーライトはたったの20kcalです。
マヨネーズの作り方
キューピーライトが低カロリーである理由をお伝えする前に、スタンダードなマヨネーズの作り方を紹介します。
マヨネーズの作り方
【材料】
- 卵黄 2個分
- 塩 小さじ1
- サラダ油 200㏄
- 酢 大さじ2
【作り方】
- ボールに卵黄|塩|酢を入れ、もったりとするまで泡立て器でよく混ぜ合わせる。
- サラダ油を少しずつ加え、その都度よく混ぜ合わせる。白っぽくクリーム状になったらでき上がり。
こってりコクのあるマヨネーズは、卵黄1個に対し、植物油を100㏄とたっぷり使用します。少しずつ油を加え攪拌することで、乳化した油と卵のコク、ほどよい酸味が混ざり合い、マヨネーズとなります。
しかし、植物油100cc中の脂質量は100g。そして、脂質1gは9kcal。つまり、植物油100ccは900kcalと超高カロリーです。
キューピーライトが低カロリーな理由
なぜ、キューピーライトはエネルギー量を80%もカットできたのでしょうか?
理由はとてもシンプルで、キューピーマヨネーズと比較して、使用する植物油の量を80%以上減らしたからです。
先程の4種のマヨネーズの原材料を比較してみましょう。原材料の表示は、使用量が多い順に記載されます。
商品名 | 原材料 |
---|---|
キューピー マヨネーズ | 食用植物油脂(国内製造)、卵黄、醸造酢、食塩、香辛料/調味料(アミノ酸)、香辛料抽出物、(一部に卵・大豆・りんごを含む) |
キューピー ハーフ | 食用植物油脂(国内製造)、卵、醸造酢、食塩、砂糖、香辛料、たん白加水分解物/増粘剤(キサンタンガム)、調味料(アミノ酸)、香辛料抽出物、(一部に卵・大豆・りんごを含む) |
キューピー ライト | 醸造酢(国内製造)、卵黄、食用植物油脂、卵白、食塩、デキストリン、砂糖、たん白加水分解物、香辛料、香味食用油/増粘剤(キサンタンガム、加工でん粉)、調味料(アミノ酸)、甘味料(ステビア)、香辛料抽出物、(一部に卵・大豆・りんごを含む) |
キューピー ゼロ | 食用植物油脂(国内製造)、卵、醸造酢、食塩、砂糖類(水あめ、砂糖)、たん白加水分解物、香辛料/増粘多糖類、調味料(アミノ酸)、香辛料抽出物、(一部に卵・大豆・りんごを含む) |
キューピーマヨネーズ|キューピーハーフ|キューピーゼロ の原材料には、植物油脂が最も多く使われています。対して、植物油の使用量を大幅に減らしたキューピーライトの記載順は、①醸造酢 ②卵黄 ③植物油脂 となっています。キューピーライトの植物油脂使用量が、いかに少ないかがわかります。
変わらない美味しさの理由
しかしキューピーライトは、油を大幅カットしているとは思えないほど、味に重みがあり、しっかりとした「卵のコクとうまみ」を味わえます。複数回食べ比べても、筆者には味の違いがわかりませんでした。
変わらない美味しさには、2つの理由があります。
キューピーライトの美味しさのポイント
- 植物油「卵香味油」を使用
- マイクロエマルション(超微粒子)製法
植物油「卵香味油」を使用
マヨネーズの美味しさのひとつに、卵の香りがあります。キューピーライトは、卵黄のほかに、卵の香りをぎゅっと詰め込んだ植物油「卵香味油」を使用することで、卵がよりはっきりと香るよう作られています。
マイクロエマルション(超微粒子)製法
キューピーライトは、口に入れた時のコクや舌ざわりから、油の少なさを全く感じません。植物油の粒子を超微粒子レベルまで小さくすることで油の表面積を増やす「マイクロエマルション製法」による効果です。
キューピーライトの安全性
低カロリーは嬉しいですが、キューピーライトは安心して口にしてよい食品なのでしょうか?
キューピーマヨネーズには使われておらず、キューピーライトに使用されている原材料は、次の4つです。
デキストリン | じゃがいもやトウモロシのでん粉を化学的、あるいは酵素的な方法によって低分子化(分解)したものの総称です。液体を粉末にしたり、数種類の原材料を均一に混合する際に使用します。食品に分類されます。 (参考:カルビー、日清、コープ) |
たん白加水分解物 | 肉類|魚介類|穀物|豆類|野菜類などを酵素や酸を使い加熱するなどして、原材料中のたんぱく質をアミノ酸まで分解したものです。食品にうま味やコクをつけるために使われます。国際的な政府間機関であるコーデックス委員会で、安全性が確認されています。「加水分解」という比較的単純な加工で製造されることなどから、添加物ではなく、食品に分類されています。 (参考:カルビー、味の素、日本アミノ酸液工業会) |
キサンタンガム | でん粉(穀類・イモ類等)や糖類を発酵させて作られる多糖類です。増粘安定剤として用いられる食品添加物です。液体に粘りやとろみを与えたり、水分が分離するのを防ぎます。厚生労働省の規格を満たした成分として認められています。 (参考:コープ) |
ステビア | ブラジルとパラグアイに自生する植物種ステビアレバウディアナの葉に由来する天然甘味料です。「薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会毒性・添加物合同部会」や多数の大学及び、研究機関において、安全性が確認されています。 (参考:守田化学工業) |
すべて十分に安全が確認され、多くの加工食品や菓子類に使われています。キューピーライトは、安心安全なマヨネーズです。
キューピーライトで美味しくダイエット
キューピーライトは、価格もほかのマヨネーズとさほど変わりません。
キューピーライトのメリット
- 美味しい
- 低カロリー
- 安全
- お手頃価格
キューピーライトであれば、ダイエット中もカロリーを気にせずマヨネーズ料理を味わうことが可能です。
美味しさはそのままに低カロリーなキューピーライトを使って、美味しい食事を楽しみながら、理想のボディラインを手に入れましょう♪
当ブログ “well body” では、習慣改善のコツやダイエットの手順、理想の食事量|バランスについて、発信しています。
ダイエットは、少しの見直しで自分の体がどんどん健康できれいになっていく楽しい作業です。正しい情報を手に入れて、遠回りすることなく、望むボディラインを手に入れましょう。
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