肉の脂身|皮を取り除いてカロリーカット!デメリットはある?【習慣改善ダイエット】

肉の脂身|皮を取り除いてカロリーカット!デメリットはある?【習慣改善ダイエット】

記事監修者 あみこ
◆ エステティシャン。日本ダイエットコーチング協会認定コーチ。健康管理士。
◆ リバウンドしない健康美ダイエット法を発信します♪ 一緒にキレイbodyになりましょう♬

脂質は1g=9kcalと高カロリーです。

その為、脂質を多く含む肉の脂身や皮をカットするだけで、食事のエネルギー量を大幅に減らすことが出来ます。

脂身を食べないことで
体に悪影響はないの

脂身には飽和脂肪酸が多く含まれます。

一般的に飽和脂肪酸は、不足よりも摂取過多による生活習慣病のリスクが指摘されていますが、一方で不足による脳出血の可能性も考えられています。

食事のエネルギー産生栄養素の割合は、タンパク質2:脂質3:炭水化物5 が理想です。

さらに、脂質の摂取割合は、飽和脂肪酸1:不飽和脂肪酸1~2が望ましいとされています。

健康的なダイエットの為に、肉の脂身は、頻度と量を調整して楽しみましょう

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肉の脂身カットはダイエットに有効

肉の脂身|皮を取り除いてカロリーカット!デメリットはある?【習慣改善ダイエット】

体重増減の主な要因は、食事のエネルギー量と使ったエネルギー量の出納バランスです。

食事のエネルギー量を減らし、身体活動量を増やして、エネルギー摂取量<消費量のバランスを続けると、脂肪がエネルギーとして使われ、次第に痩せていきます

脂質は1g=9kcalと高カロリーです。肉の脂身や鶏肉の皮には脂質が多く含まれる為、脂身や皮を含んだまま調理をすると、食事が高カロリーになってしまいます。

肉の脂身をカットすることは、ダイエットに有効です。

肉の脂身は飽和脂肪酸

肉の脂身には、飽和脂肪酸が多く含まれます。

飽和脂肪酸とは、「脂肪酸」に分類される脂質の一種です。

脂質の分類

飽和脂肪酸は融点(個体が溶ける温度)が高い為、常温では固体であることが多く、肉類や油脂類(バターなど)、乳製品などに多く含まれます。

飽和脂肪酸の働き

肉の脂身|皮を取り除いてカロリーカット!デメリットはある?【習慣改善ダイエット】

飽和脂肪酸の体内での働きは、次の通りです。

飽和脂肪酸の体内での働き

  • エネルギー源になる
  • 中性脂肪をつくる
  • コレステロールを作る

中性脂肪とは血液中を流れている脂肪です。エネルギーとして出し入れしやすい特徴があります。

中性脂肪とは?
中性脂肪は、食物中に含まれる脂質であり、体脂肪の大部分を占める物質でもあります。血液検査の結果などに記載されている中性脂肪の値は、血中の中性脂肪の量を示します。

また、飽和脂肪酸はコレステロール生成の原料になります。

コレステロールとは?
コレステロールはヒトの体に存在する脂質の一つです。細胞膜|胆汁酸|男性・女性ホルモンの材料になるほか、HDL(善玉)コレステロールは血液をきれいにする役割LDL(悪玉)コレステロールは血液を隅々まで送る役割があります。

飽和脂肪酸の過剰症

肉の脂身|皮を取り除いてカロリーカット!デメリットはある?【習慣改善ダイエット】

肉の脂身を好む日本人は、飽和脂肪酸を摂りすぎる傾向にあります。

飽和脂肪酸の過剰摂取には、次の注意点があります。

飽和脂肪酸の過剰症

  • 体内の中性脂肪|コレステロールの合成が進み、血中脂質を増やす
  • 動脈硬化や心筋梗塞の原因となる

血液中の飽和脂肪酸の割合が増えると、血液の粘度が高まり流れにくくなります。

また、LDL(悪玉)コレステロールが増え、動脈硬化の原因となります。

飽和脂肪酸の欠乏症

肉の脂身|皮を取り除いてカロリーカット!デメリットはある?【習慣改善ダイエット】

では、肉の脂身の摂取を減らして、体に悪影響はないのでしょうか?

飽和脂肪酸の不足で考えられる点は、次の通りです。

飽和脂肪酸の欠乏症

  • 飽和脂肪酸の摂取量が少ないことが、直接、生活習慣病のリスクになる事実は乏しい
  • 脳出血を誘発する可能性

一般的に、不足による問題は少ないとされています。一方で、低LDLコレステロール血症が脳出血を誘発する可能性があるとも考えられています。(参考:日本成人病予防協会、満尾クリニック

食事のエネルギー産生栄養素の割合は、タンパク質2:脂質3:炭水化物5 が理想です。(参考:厚生労働省)

さらに、脂質の摂取割合は、飽和脂肪酸1:不飽和脂肪酸1~2が望ましいとされています。(参考:日本成人病予防協会)

バランスよく摂取できているかどうかは、中性脂肪値|LDLコレステロール値で判断できます。健康診断の血液検査では、各数値が基準値に収まっていることを確認しましょう。

中性脂肪|LDLコレステロールは高くなりやすい傾向にありますが、基準より低くても異常値です。

項目基準値
総コレステロール140~199 mg/dl
中性脂肪30~149 mg/dl
HDL(善玉)コレステロール40~ mg/dl
LDL(悪玉)コレステロール60~119 mg/dl
non-HDLコレステロール90~149 mg/dl
脂質代謝に関する項目と基準値

(参考:健康年齢

肉の脂身は量と量を調整して楽しもう

肉の脂身|皮を取り除いてカロリーカット!デメリットはある?【習慣改善ダイエット】

脂質は1g=9kcalと、少量でも高カロリーです。

さらに、肉の脂身には飽和脂肪酸が多く含まれていて、過剰摂取が血管の大きな病気を引き起こすと問題視されています。

脂質を多く含む肉の脂身や皮をカットすると、食事のエネルギー量を減らし、なおかつ飽和脂肪酸の摂取量を減らすことが出来ます。

但し、飽和脂肪酸はコレステロールを作る重要な役割があります。その為、摂取をゼロにする必要はありません

しかし、脂身や皮は挽肉にも含まれています。塊肉を食べる際に脂身をカットしても、脂身の摂取が完全にゼロになることはありません

中性脂肪とLDLコレステロール値が基準値を下回っている人を除いて、肉の脂身をカットすることは、ダイエットに有効です。

肉の脂身は、頻度と量を調整して楽しみましょう

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