この記事で解決できる悩み
- ダイエットに効果的な歩き方を知りたい
- 運動する時間がない
ウォーキングを続けているけれど
なかなかボディラインに
現れてこないわ。
忙しくて
ウォーキングをする
時間がとれない…。
普段どのように歩いていますか?
毎日の歩き方を少し変えるだけで、エネルギーの消費量を大きくすることが可能です。
同じ時間歩くなら、活動強度が高くダイエットに効果が大きい方が嬉しいですよね。
この記事では
- 消費エネルギーを増やす必要性
- 各身体活動の強度
- 消費エネルギーをアップさせる歩き方
について、解説します。
ダイエットに効果が高い歩き方を日常生活に取り入れて、スリムボディを手に入れましょう。
一緒に
キレイbodyを
目指しましょう💖
体重増減の要因
体重増減の要因は、エネルギー摂取量と消費量のバランスです。
脂肪を落とすエネルギーバランス
エネルギー摂取量 ≒ 必要量 < 消費量
摂取量<消費量にする方法は、次のいずれかです。
“ 摂取量 < 消費量 ” にする方法
- エネルギー摂取量を減らす
- エネルギー消費量を増やす
ダイエットは食事が8割と言われるように、食事がダイエットの基本です。食べる量と栄養バランスをコントロールしましょう。
しかし、過度な食事制限は基礎代謝を低下させ、太りやすい体を作ります。(参考:日本成人病予防協会)
その為、食事量を少し減らした上で身体活動をプラスして、エネルギー摂取量 ≒ 必要量 < 消費量 のエネルギーバランスを作り出しましょう。
METs(メッツ)とは?
METs(メッツ)とは、運動や身体活動の強度の単位です。
静かに座っている状態を「1」として、何倍のエネルギーを消費するかで活動の強度を示します。
平地を普通のスピードで歩いた場合は3METsで、静かに座っている状態と比較して3倍のエネルギーが必要なことを表します。
活動強度 | 活動内容 |
---|---|
1METs | 座って静かにする|横になって静かにテレビを見る |
2METs | ヨガ|掃き掃除|風呂掃除 |
3METs | 歩行|軽い筋トレをする|窓拭き|洗車する|子どもと遊ぶ |
4METs | ゴルフ(ラウンド)|通勤で自転車に乗る |
5METs | 雑巾がけ|雪かき|スクワット |
6METs | ゆっくりとしたジョギング |
7METs | エアロビクス|ジョギング |
8METs | ランニング|クロールで泳ぐ|重い荷物を運搬する |
このように、METsを使えば様々な活動強度を数字で表すことが可能です。
さらに、活動強度(METs)と活動時間から、エネルギー消費量を算出することが出来ます。
エネルギー消費量の算出式
活動強度(METs)×活動時間(時間)×体重(㎏)×1.05 = 消費エネルギー(kcal)
<例>
体重50kgの人が、普通歩行を30分行った際の消費エネルギーは
3(METs)×0.5(時間)×50(kg)×1.05 = 79kcal
消費エネルギーをアップさせる歩き方
平坦な道を通常のスピードで歩いた場合の運動強度は、3METsです。
しかし、同じ「歩行」でも、歩き方を少し変えるだけでMETsをアップさせる(=消費エネルギーを増やす)ことが出来ます。
エネルギー消費量をアップさせる歩き方
- 20m先を見て歩く
- 歩幅を広げて歩く
- 腕を振る
- 普段よりも速く歩く
- 勾配のある道を歩く
下を向いて歩くと、活動強度が落ちます。20m位前を向いて歩きましょう。
普段より5㎝くらい遠くに踵で着地して、つま先で蹴り出すように前に進みましょう。
腕の振りが小さいと、身体活動量が減ってしまいます。
きつく感じない程度に腕を大きく振り、普段より速く歩くのが活動強度の高い歩き方です。
同じ時間の歩行でも、腕を大きく振り大股で速く歩いた場合は6METsで、普通歩行の2倍のエネルギー消費量となります。
身体活動 | 活動強度 (METs) | 消費量 (kcal) |
---|---|---|
とぼとぼとゆっくり 小幅で下を向いて歩く | 2 | 53 |
普通のスピードで歩く | 3 | 79 |
腕を振って、 スタスタとテンポよく歩く | 4 | 105 |
腕を大きく振り、 速いスピードで大股で歩く | 6 | 158 |
(参考:厚生労働省 e-ヘルスネット)
消費カロリーが多い方が
嬉しいわ!
また、同じ歩き方でも、平坦と坂道では活動強度が変わります。
上り坂に限らず、下り坂も平坦より活動強度が上がります。
体力に合わせて、階段を使いましょう。
アップダウンがある道を通勤路やウォーキングコースにすることもお勧めです。
身体活動 | 活動強度 (METs) | 消費量 (kcal) |
---|---|---|
平地を 普通のスピードで歩く | 3 | 79 |
下り坂を 普通のスピードで下る (時速4.0㎞) | 3.3 | 87 |
緩やかな上り坂を 速いスピードで上る (時速4.7~5.6㎞) | 5.3 | 139 |
急な上り坂を 速いスピードで上る (時速4.7~5.6㎞) | 8 | 210 |
階段をゆっくり上る | 4 | 105 |
階段をスタスタ上る | 8.8 | 231 |
(参考:国立健康・栄養研究所)
こんなに違うのね!
楽しく歩こう
スポーツやウォーキングをする時間がとれなくても、普段の歩き方次第で身体活動量をアップさせることが出来ます。
身体活動量を増やし、エネルギーを使いましょう。
歩き方を意識してワンランク上のMETsを目指すことで、忙しくてもスリムボディを手に入れられます。
身体活動 | 活動強度 (METs) | 消費量 (kcal) |
---|---|---|
平地を とてもゆっくり歩く (時速3.2㎞未満) | 2 | 53 |
平地を ゆっくり歩く (時速3.2㎞) | 2.8 | 74 |
平地を 普通のスピードで歩く (時速4.0㎞) | 3 | 79 |
平地を とても速いスピードで歩く (時速6.4㎞) | 5 | 131 |
平地を 極めて速いスピードで歩く (時速7.㎞) | 7 | 184 |
(参考:国立健康・栄養研究所)
一緒に
キレイbodyを
目指しましょう💖
コメント