この記事でわかること
- 体脂肪率とは?
- 体脂肪率を量る方法
- 体脂肪率の判定目安
- 体脂肪率の注意点
- 体脂肪の役割
一緒に
キレイbodyを
目指しましょう💖
体脂肪率とは?
体脂肪率とは、体に占める脂肪の割合をパーセントで表したものです。
体脂肪率は体脂肪計や体組成計で測ることができます。
一般的な体脂肪計や体組成計は、生体電気インピーダンス法によって体脂肪量を測定します。生体組織の電気の通りにくさを測定する方法で、「脂肪組織はほとんど電気を通さないが、筋肉などの電解質を多く含む組織は電気を通しやすい」という性質を利用して、体に微弱な電流を流し、組織の割合を推定しています。
一般に健康的とされる体脂肪率の目安は、成人女性の場合20〜29%です。
成人女性の場合、体脂肪率が30%を越えると、体脂肪量が多いという判定になります。(参考:厚生労働省 e-ヘルスネット)
成人女性の体脂肪率 判定目安(オムロン)
体脂肪率 | 判定 |
---|---|
5.0~19.9% | 低い |
20.0~29.9% | 標準 |
30.0~34.9% | やや高い |
35.0%~ | 高い |
( ※ Lohman(1986)および長嶺(1972)の肥満判定に基づき区分 )
成人女性の体脂肪率 判定目安(TANITA)
体脂肪率 | 判定 |
---|---|
~20% | 痩せ |
21~27% | ー標準 |
28~34% | +標準 |
35~39% | 軽肥満 |
40%以上 | 肥満 |
( ※ WHOと日本肥満学会の肥満判定に基づき区分 )
タニタは
34%まで標準
としています。
しかし、体脂肪率だけを見て、一概に体型を判断することは出来ません。
身長が158㎝で体脂肪率が25%のふたりの女性がいたとします。一方の体重は45㎏で、もう一方は55㎏です。
同じ体脂肪率25%でも、① 体重45㎏|体脂肪率25%の脂肪量は11.2㎏ですが、② 体重55㎏|体脂肪率25%の脂肪量は13.7㎏です。
当然ながら、ふたりの体型は異なります。
それにも関わらず、ふたりの体脂肪率がいずれも25%なのは、
①は、脂肪量も筋肉量も少ない
②は、脂肪量も筋肉量も多い
ことが考えられます。
体脂肪は少なければ良いというわけではありません。脂肪にはエネルギー備蓄のほかに、身を守る役割があります。
脂肪の役割
- エネルギー備蓄
- 寒さから身を守る
- 骨や臓器を保護する
筋肉と程よく脂肪がついている体が最も健康的であり、日々を楽しく過ごせる体型と言えます。
体型は、BMIと体脂肪率の両面から正しく判断することが大切です。
BMIと体脂肪率による体型診断シート
(参考:Tarzan 作成:執筆者)
一緒に
キレイbodyを
目指しましょう💖
コメント