この記事で解決できる悩み
- あの人はしっかり食べているのに、なぜスリムなの?
- 太りづらい食べ方ってあるのかしら?
- 食べるのが大好き!でも太りたくない
しっかり食べているのに
スリムな人っているわよね
とっても羨ましいわ…
食べ方にはコツがあるんです💖
ボディラインは、「なにを」「どれだけ」「いつ」「どのように」食べたかの積み重ねです。
しっかり食べているけれど健康的なボディラインの人は、カロリー・栄養バランスの整った一汁三菜の和定食を、よく噛んで時間をかけて食べています。
この記事では、
- 太りづらい食べ方
について、「なにを」「どれだけ」「いつ」「どのように」の4つに分けてお話します。
知りたい!
太りづらい食べ方を習得して、食を楽しみながら健康的な美bodyを目指しましょう。
あなたのダイエットを
応援します💖
太りにくい食べ方【なにを?】
健康的でスリムな体を目指したい人は、栄養バランスが整った食事を心がけましょう。
六大栄養素
健康美のためには、生命維持に欠かせない「六大栄養素」をバランスよく食べることが大切です。
私たちの体は、食べたもので出来ています。
六大栄養素
栄養素の役割
役割 | 栄養素 |
---|---|
エネルギーになる | 炭水化物 脂質 タンパク質 |
からだをつくる | 脂質 タンパク質 ミネラル |
体の調子を整える | ビタミン ミネラル 食物繊維 |
脳のエネルギーとなれるのは炭水化物のみです。
脂質は、体内に37兆個あるとされる細胞の膜となります。
タンパク質は、皮膚や筋肉、臓器、血液、髪の毛などの構成成分です。
ビタミンはエネルギー代謝を助け、食物繊維は老廃物の排泄を促します。
ミネラルの一種であるカルシウムは、歯や骨を形成します。
すべて体に必要な栄養素で、どれが欠けても体に異変をきたします。
太りにくい食べ方【どれだけ?】
では、どれくらいの量を食べたら良いでしょうか?
量とバランス
エネルギーに代わることができる炭水化物、脂質、タンパク質の量から見ていきましょう。
成人女性で活動量レベルが普通の場合、1日におよそ2,000kcalのエネルギーが必要です。(個人差があります。)
女性の推定エネルギー必要量(kcal/日)
活動量 | 低い | 普通 | 高い |
---|---|---|---|
18~29歳 | 1,700 | 2,000 | 2,300 |
30~49歳 | 1,750 | 2,050 | 2,350 |
50~64歳 | 1,650 | 1,950 | 2,250 |
65~74歳 | 1,550 | 1,850 | 2,100 |
活動量レベル
低い | 一日のうち、座っていることがほとんどの人 |
普通 | 座り仕事が中心だが、軽い運動や散歩などをする人 |
高い | 立ち仕事や移動が多い仕事、または活発な運動習慣を持っている人 |
痩せたいからといってエネルギー摂取を極端に控えると、体は飢餓状態と認識し脂肪を蓄えます。
ダイエット中でも、自分のエネルギー必要量に対して80%程度のエネルギー摂取を心掛けて下さい。
エネルギー必要量が2,000kcalなら、ダイエット時の理想のエネルギー摂取量は1,600kcalです。
エネルギー必要量が1,900kcalなら、摂取量は1,500kcalです。
さらに、炭水化物、脂質、タンパク質をバランスよく摂ることも大切です。
理想のエネルギー産生栄養素バランス
通称 “PFCバランス”
(参考:厚生労働省)
バランスが悪いと、思考能力や筋肉量の低下、血行不良や乾燥肌を引き起こします。
<例>
理想の各栄養素量(摂取量1,700kcalの場合)
- 炭水化物 234g/日(55%)
1,700cal×55%=935kcal
935kcal÷4kcal=234g
(炭水化物1g=4kcal)
- 脂質 47g/日(25%)
1,700cal×25%=425kcal
425kcal÷9kcal=47g
(脂質1g=9kcal)
- タンパク質 85g/日(20%)
1,700cal×20%=340kcal
340kcal÷4kcal=85g
(タンパク質1g=4kcal)
ビタミン・ミネラル・食物繊維を多く含む野菜・きのこ・海藻は、1日350gを目標に食べましょう。
一食分の野菜・きのこ・海藻の量は、生なら両手いっぱい、茹でたら片手いっぱいが目安です。(参考:日本成人病予防協会)
野菜ジュースは要注意
市販の野菜ジュースの多くは、砂糖・果糖が沢山含まれています。
飲むときは、野菜100%であることを成分表で確認しましょう。
でも…
料理のエネルギー量なんて
わからないわ。
大丈夫🎶
一汁三菜を意識するだけで
量も栄養バランスも整うわ💖
一汁三菜(主食・汁物・主菜1品・副菜2品)を目安にしましょう。
一汁三菜の献立
- 主食
ごはんやパン、麺がメインの料理 - 主菜
魚介や肉、卵、大豆がメインの料理 - 副菜(2品)
野菜や海藻、きのこがメインの料理 - 汁物
水分や不足しがちな栄養素を補う料理
例えば、一汁三菜の焼き魚定食のエネルギーは600~900kcalで、炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維をバランスよく摂れます。
栄養学の知識がなくても一汁三菜を意識するだけで、量・栄養バランスともに整った食事になるんですね。
自分で食事を用意するのが難しい場合は、ダイエットに適した宅配弁当サービスを利用しましょう。
宅配弁当は、その多くが管理栄養士監修によって、栄養バランス・カロリーを調整されています。
ダイエットに宅配弁当を利用することは、ダイエットの成功率を上げてくれます。
宅配弁当ダイエットは、忙しい人、料理が苦手な人、何をどれだけ食べたらいいかわからない人に、特におすすめのダイエットサポートサービスです。
高タンパク宅配弁当を利用するメリット
- 買い出し・調理の手間がかからない
- カロリーや栄養バランスを気にかける必要がない
- スリムなボディラインのために、どんな食事が好ましいかを学べる
- 帰宅後すぐに食べられる
太りにくい食べ方【いつ?】
1日3食
食事は朝・昼・夕に分けて、1日3食いただきましょう。
朝・昼・夕の1日3回の食事を規則正しいリズムで取ることにより、体内時計を調整することが出来ます。
体内リズムは1日25時間。
毎日リセットしないと
実生活の24時間サイクルと
ズレが生じるの。
特に朝は体内時計の調整に効果が高く、陽の光を浴びて朝食をとることで、体が朝を認識します。
体内時計が正しくセットされると、質の良い睡眠に繋がり、体の調子を整え肥満を防ぎます。(参考:日本成人病予防協会)
昼食はしっかりめに、朝3:昼4:夜3のボリュームでいただきましょう。
目標エネルギー摂取量1700kcalとすると、朝510kcal:昼680kcal:夕510kcal です。
丼ものなど重たいものを食べたいときは昼食でいただき、朝と夕でエネルギー摂取量を調整しましょう。
昼が身体活動量も基礎代謝量もピークになる時間帯だからです。
朝食には、さっぱりと食べられる果物がおすすめです。
時間栄養学でいうと朝は排泄の時間であり、フレッシュな生の食品は排泄を後押しする効果があります。
フルーツ缶詰は控えめに
フルーツの缶詰は、シロップ(砂糖)を多く含んでいます。
日常的に缶詰のフルーツをいただくことは、ダイエットの妨げになります。
量と頻度を抑えて、楽しみましょう。
夕飯ははやめに
夕飯を食べ終わってから就寝まで時間をあけるために、夕飯をはやめに取りましょう。
夜は日中ほど身体を動かさない上に、体内時計が休息モードになり、代謝も消化酵素の働きも落ちます。
体の活動が鈍くなる夜遅くに食事をとると、食事からとったエネルギーの多くが使われないまま、体脂肪として蓄積されます。
また、胃に食べ物が残ったまま眠ると睡眠の質が低下し、翌朝は胃もたれで朝食を食べられず、生活リズムの崩れや自律神経の乱れに繋がります。
食べ物の消化時間(食べ物が胃にとどまる時間)は、食品や調理法、量によって異なりますが、速くて2~3時間です。
出来るならば、寝る3時間前までに食事を終わらせましょう。
遅くなった時は??
消化によいものを
食べましょう。
夕飯が遅くなる場合は、消化しやすいものを食べましょう。
遅い夕食の主食には、消化に良いお粥がおすすめです。レトルトのお粥をストックしておくと便利です。
脂っこい揚げ物やバター炒めは消化に時間がかかるので避けましょう。
よく噛んで食べることで、消化がスムーズになります。
消化しやすい(しにくい)食べ物
特徴と具体例
消化しやすいもの |
---|
細かく刻んだもの よく嚙み砕いたもの 軟らかく煮たもの 食物繊維が少ないもの |
消化しにくいもの |
---|
油脂成分が多いもの 硬いもの 食物繊維が多いもの |
穀物 | いも | 豆 | 卵 | 乳製品 | 魚介 | 肉 | 野菜 | 果物 | 油脂類 | 菓子 | 飲み物 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
消化 しやすいもの | お粥 パン | じゃがいも | 豆腐 みそ | 卵豆腐 半熟卵 | 牛乳 ヨーグルト チーズ | 白身魚 | 鶏ささみ ヒレ肉 | 大根 キャベツ 人参 | りんご バナナ | ― | ゼリー | 麦茶 |
消化 しにくいもの | そば オートミール | さつまいも こんにゃく | 納豆 おから 油揚げ | 固ゆで卵 目玉焼き | 生クリーム | 青魚 イカ タコ | 脂の多い肉 加工肉 | きのこ ごぼう 海藻 | 苺 キウイ パイナップル | 揚げ物 バター | ケーキ ナッツ | ジュース |
(参考:コイケ薬局)
太りにくい食べ方【どのように?】
食べ方にもコツがあります💖
ゆっくり食べる
早食いをすると、満腹中枢が働くより先に食べ過ぎてしまいます。
満腹中枢は食べ始めてから15分後に働き始めます。
食べ過ぎないために、食事は15分以上かけましょう。
よく噛んで食べる
よく噛むと満足感が得られ、食べ過ぎや間食を防ぎます。
また、早食いを防止できるので、血糖値の急激な上昇を抑えられます。
よく噛み、顎回りの筋肉をたくさん使うことで、フェイスラインもすっきりします。
食物繊維から食べる
食物繊維から食べ始めることで血糖値を上昇を緩やかにすると、脂肪の原因となる血糖の急上昇を防ぎます。
血糖値が緩やかに上昇すると、甘いものへの誘惑が抑えられるメリットもあります。
調理法
調理法によっても、太りづらさが変わります。
調理法と太りづらさ
炒める|揚げる は、油を吸うぶんエネルギー量が増加します。
たっぷり食べたい時は、蒸し料理や茹で料理でいただきましょう。
揚げ物を食べたい時は、量と頻度で調整しましょう。
タレ、ソース、ドレッシングを控えめに
市販のタレ、ソース、ドレッシングは、砂糖や油が沢山含まれています。
味つけには、少量のオリーブオイルやアマニ油、塩・胡椒、酢(ポン酢)、薬味を上手に使って、砂糖・油の摂りすぎをコントロールしましょう。
<例>
酢、ポン酢、白ごま、黒ごま、白ネギ、青ネギ、胡椒、にんにく、一味唐辛子、七味唐辛子、三つ葉、生姜、ミョウガ、わさび、大葉、ゆず、セリ、山椒、パセリ、バジル、刻み海苔 など
低GI値食品の甘味料を使って、タレ、ソース、ドレッシングを手作りするのもおすすめです。
太りにくい食べ方で、食も美も手に入れよう
ボディラインは、「なにを」「どれだけ」「いつ」「どのように」食べたかの積み重ねです。
つまり、ダイエットとは「なにを」「どれだけ」「いつ」「どのように」食べるかの習慣改善であると言えます。
ダイエットは決して空腹との闘いではありません。
ポイントをおさえて、食を楽しみながら健康美も手に入れましょう。
太りづらい食べ方8選
- 一汁三菜
六大栄養素をバランスよく食べる - 昼はしっかり、朝・夕は軽めに
- 夕飯ははやめに
- 遅い夕食は消化によいものを
- ゆっくりよく噛んで食べる
- 食物繊維から食べる
- 太りづらい調理法を選ぶ
- 砂糖|油を控えた味つけを
あなたのダイエットを
応援します💖
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