ダイエットで結果を得られたことのない人にとって、最大の疑問は次の2つではないでしょうか?
- ダイエットって何をすればいいの?
- 開始後、どのくらいで効果が出始めるの?
今回は、この2つについてお話します。
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ダイエット効果が出始める時期
結論からお伝えすると、ダイエット効果が現れ始める時期は、人それぞれです。
- 開始後、すぐに効果が出始める人
- 半年経っても、なかなか効果が現れない人
人によって効果の現れ方が違うのは、そもそも状況が千差万別だからです。
- 体の状態が違う
(年齢|基礎代謝量|セルライトの状態|太っていた期間 など) - 生活スタイルが違う
(就寝時間|起床時間|食事時間|食事内容|仕事内容 など) - 取り入れたダイエット法が違う
(食事制限|ウォーキング|筋トレ|パーソナルトレーニング|エステ|置き換えダイエット など)
ダイエットをサポートさせてもらった
3人の事例を紹介します。
Aさん(40代女性)
介護職(夜勤なし)のAさんは元々、特段意識しなくても太ったことがないくらい細身の方でした。しかし、出産後少しずつ体重が増え、増加が10kgになった時にダイエットを決心しました。
彼女がメインで行ったのは、次の4つです。
- 夕食の量を減らす
- 夕食を早い時間に取る
- 間食を減らす
- 腹筋の筋トレ
Aさんは開始2週間で効果が出始め、1か月後にはウエストサイズが16㎝細くなりました。
Bさん(40代女性)
在宅ワーカーのBさんは、30歳頃から徐々に太り始め、10年で5kg体重が増えました。
彼女が行ったのは、次の通りです。
- 食事のタンパク質量を増やす
- 間食を減らす
- ウォーキング
Bさんは開始から3か月はまったく体重が動きませんでしたが、3カ月半頃から急に体重が右肩下がりに動き始めました。
Cさん(50代女性)
事務職のCさんは、体重が20年で17kg増えました。体重がさらなる増加傾向にあったので、ダイエットを開始しました。
Cさんが取り組んだのは、次の通りです。
ダイエット開始からの半年間
- ウォーキング
7か月目以降、ウォーキングにプラスして
- 食事のカロリー計算
- 食事順の見直し(食物繊維→タンパク質→糖質の順)
- おやつを減らす
- 白湯2L/日
- 入浴
- リンパマッサージ
Cさんは開始から半年間毎日ウォーキングを続けましたが、一向に体重が動きませんでした。他の生活習慣を見直した7か月目から一気に体重が下がり始め、7か月目からの1年で体重が17kg落ちました。
食事の見直し
ダイエット効果の現れ始める時期は、人によって大きく異なります。
しかし、いつまで経っても効果が出ないと「自分のダイエットのやり方は間違っているのかな…」と不安になってしまいますよね。
「ダイエットは食が8割」と言われるように、ダイエットとは日々の食事管理です。健康な体づくりには、食事の「質」と「量」の両方を整える必要があります。
食事の質
食事は、エネルギーに成り得る タンパク質|脂質|糖質と、エネルギー産生栄養素がスムーズに仕事を行えるよう手助けをする ビタミン|ミネラル、腸内環境をきれいに保つ食物繊維を、まんべんなく摂ることが大切です。
パンやうどん等の炭水化物単品で食事を済ませることなく、一汁三菜を意識しましょう。
一汁三菜の献立
- 主食
ごはんやパン、麺がメインの料理 - 主菜
魚介や肉、卵、大豆がメインの料理 - 副菜(2品)
野菜や海藻、きのこがメインの料理 - 汁物
水分や不足しがちな栄養素を補う料理
食事の量
食事のエネルギー量は、糖質と脂質の量で調整しましょう。
糖質
炭水化物中心の食事が多い人は、やはり一汁三菜を意識し、おかずを増やして主食の量を減らしましょう。
主食以上に気をつけたいのが、砂糖|みりん|はちみつ などの甘味料です。砂糖のエネルギー量は、大さじ1杯で約60kcalです。同じ食材を同じ量頂く場合でも、味つけによってエネルギー量は跳ね上がります。
甘い味つけを好む場合は、ラカントがおすすめです。ラカントは、自然由来の安心安全な甘味料で、0kcalです。血糖値にも影響しません。甘い味つけを楽しみながら、カロリーカットが出来ます。
デザートやジュースは甘味料を多く含みます。成分表をチェックする癖をつけましょう。間食の目安量は200kcal/日です。
脂質
タンパク質|炭水化物が1g=4kcalなのに対し、油(脂)に含まれる脂質は、1g=9kcalと高カロリーです。例えば、肉の脂身は大部分が脂質で構成されている為、豚の脂身を20gカットするとエネルギー量を約150kcal抑えることが出来ます。また、フライパンにスプーン1杯の油をひくのを止めるだけで、およそ130kcalのカロリーカットになります。
ドレッシングも、砂糖と油の両方が多く含まれるため、注意が必要です。使用量、もしくは使用頻度を抑えましょう。
商品名 | エネルギー量 |
---|---|
シーザーサラダドレッシング | 68kcal |
深煎りごまドレッシング | 59kcal |
和風醤油ごま入ドレッシング | 36kcal |
ノンオイルドレッシングを利用すると、食事量を減らさずにカロリーカットが可能です。
商品名 | エネルギー量 |
---|---|
ノンオイルごまと香味野菜 | 12kcal |
ノンオイル青じそ | 8kcal |
食事のエネルギー量を減らすポイント
- 砂糖の代わりにラカントを使う
- 肉の脂身をカットする
- 炒め物の際、極力油をひかない
- ノンオイルドレッシングを使う
食事のエネルギー量を抑える際、野菜(イモ類を除く)|きのこ|海藻類|豆類 のカロリーを気にかける必要はありません。これらのエネルギー量は微々たるものです。むしろ、ビタミン|ミネラル|食物繊維 を多く含むので、積極的に食べるよう心掛けましょう。
身体活動
「ダイエットは食が8割」とお伝えしましたが、運動が必要な人もいます。見極めのポイントは、日々の身体活動量です。
身体活動レベル 評価表
レベル | 身体活動頻度 |
---|---|
低い(Ⅰ) | 生活の大部分が座位で、静的な活動が中心の人 |
ふつう(Ⅱ) | 座位中心の仕事だが、 職場内での移動や立位での作業・接客等、 通勤・買い物での歩行、家事、軽いスポーツ のいずれかの習慣を持っている人 |
高い(Ⅲ) | 移動や立位の多い仕事への従事者、 あるいは、スポーツ等余暇における 活発な運動習慣を持っている人 |
(参考:厚生労働省)
上の評価表で自身の身体活動頻度を自己評価し、レベルⅠに該当する人は、食事の見直しに加えて運動頻度を増やしましょう。
- ふつう(Ⅱ)|高い(Ⅲ) に該当する人は、食事の見直しを行いましょう。
- 低い(Ⅰ) に該当する人は、食事の見直しに加えて、身体活動量を増やす必要があります。
前述のBさん|Cさんも、運動習慣がない上に座り仕事の為、ウォーキングをプラスしていました。
体を動かす習慣がない人におすすめなのは、ウォーキングや自重筋トレです。
ウォーキングは、特別なスキルを必要としません。自重筋トレは、特別な道具を必要とせず、天候に左右されることなく自宅ですぐに取り掛かれます。
お部屋の掃除もおすすめの身体活動です。雑巾がけや窓拭きは、部屋をきれいにしつつ身体活動量を増やせるので、一石二鳥です。
身体活動は
運動じゃなくても
いいのね!
結果が出始めるまで、淡々と継続を
ダイエット効果が現れ始める時期は、人によって違います。
なかなか効果が現れない人も、慌てる必要はありません。食習慣の見直しと身体活動量の改善が出来ていれば、体重は必ず動き始めます。
自分に必要な改善点を見つけて、焦らず淡々と習慣改善に取り組みましょう。
効果が現れ始めるまで長く続けられる行動目標を設定することが、成功の鍵となります。
当ブログ “well body” では、習慣改善のコツやダイエットの手順、理想の食事量|バランスについて、発信しています。
ダイエットは、少しの見直しで自分の体がどんどん健康できれいになっていく楽しい作業です。正しい情報を手に入れて、遠回りすることなく、望むボディラインを手に入れましょう。
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